中日6-4ヤクルト

 好機を勝負強く、しっかり生かした。中日の阿部寿樹(一関一高-明大-ホンダ)は3-3で迎えた七回2死満塁のフルカウントから値千金の勝ち越し2点中前打を放った。打った後はガッツポーズで喜びを表現し「前の打席が全然だったので何とか打ちたかった。1点が取れるように頑張った」と語った。これで2連勝。神宮では6連勝となった。

 この日はタイミングが合わず、第3打席まで無安打。緩急をつけた小川の前に空振り三振が続き、五回も遊ゴロだった。

 それでも七回。2死から大島が中前打、救援の梅野からアルモンテが左前打と続き、ビシエドは四球で塁が埋まった。阿部はファウルで粘り、ボールをしっかり見極めてから甘い速球をしっかりはじき返した。

 本県出身のプロ4年目。一関一高から明大に進み、社会人の強豪ホンダを経て中日入りした。12月で30歳になる遅咲きの選手だ。今季は一新された首脳陣に打席での粘りなどを高く評価され、正二塁手として出番を大幅に増やした。