東北農政局岩手県拠点は30日、本県の2019年産米の作柄概況(8月15日現在)を発表した。今季は5月の田植え時季の天候が良く初期生育が順調で、県全体、4地帯別ともに「やや良」となった。県全体の同日段階での「やや良」は3年連続だが、18年産は「平年並み」で確定しており、今後の天候が重要になる。

 調査対象は県内33市町村の水田351カ所。県全体の穂数は田植え期以降もおおむね天候に恵まれ、平年に比べ多い見込み。登熟(開花、受粉から成熟期までのもみの肥大、充実)の良否は「平年並み」の見込み。

 地帯別では、全もみ数(穂数と1穂当たりもみ数の乗数)は東部(宮古市など)が「多い」、北上川上流(八幡平市、盛岡市など)と同下流(花巻市、奥州市、一関市など)、北部(二戸市など)の3地帯は「やや多い」となった。

 田植えの最盛期は5月17日、出穂最盛期は8月4日で、ともに平年並みだった。