台風10号豪雨から3年となった30日、宮古署(金崎将樹署長)は、今も行方不明となっている宮古市小国の沢田和利さん=当時(65)=の捜索活動を同市古田の閉伊川河川敷で実施した。署員は帰りを待つ家族のために手掛かりを探した。

 同署地域課の署員9人が沢田さんの乗用車が発見された小国川の河川敷から約8キロ下流地点を捜索。川沿いの背丈ほどある茂みの中をとび口でかき分け、丹念に探した。

 初めて台風10号豪雨不明者の捜索に参加した阿部真紀巡査部長は「川の漂流物がたまる所や、増水時に引っかかりやすい所を重点的に捜した。3年間帰りを待っている家族のために手掛かりを渡したい」と懸命に取り組んだ。