県内は2日も高気圧に覆われて晴れや曇りとなり、気温の上昇により36観測地点中11地点で35度以上の猛暑日となった。厳しい暑さが3日以降も続くと予想される中、夏の祭りやイベントが相次ぐ各地では、主催者らが水分補給など熱中症予防に知恵を絞る。東日本大震災の津波浸水域で祭りが開かれる沿岸部では、非常時の円滑な対応も不可欠。楽しい思い出を守る安全策が求められている。

 北上市の第58回北上・みちのく芸能まつり(運営委主催)は2日開幕した。運営委は熱中症への注意喚起は行うが、暑さ対策は各出演団体で対応。同日は日中34・2度まで上がった気温が鬼剣舞の群舞が始まった夜にはやや落ち着き、御免町鬼剣舞ジュニアで、江釣子中3年の佐藤旭さんは「普段の方がもっと暑い。疲れたけどまだ続くので中学最後の夏は楽しく踊りたい」と充実の表情だった。

 盛岡さんさ踊りが行われている盛岡市では、パレード開始の同日午後6時時点の気温が30・6度。実行委は救護所に救急車や関係車両を待機させ、水分補給を促すアナウンスを行った。

 盛岡地方気象台によると、同日の県内も高気圧に覆われて晴れや曇りの見込み。予想最高気温は一関36度、盛岡34度など。