アフリカ東部ルワンダで八幡平市産リンドウの生産に取り組む現地法人、ブルーム・ヒルズ・ルワンダ(原田俊吾社長)社員のアンジェロ・マテカさん(27)は28日まで同市を訪れ、栽培現場などを見学している。現地の生産者が同市を訪問するのは初めて。市内の生産者との交流を通じて「本場」の技術を吸収し、ルワンダでの生産力アップにつなげようと意欲を燃やしている。

 マテカさんは原田社長(34)と2人で26日に同市入り。27日は同市上の山のリンドウ農家、種市新一さん(47)の圃場や作業場を見学した。圃場では咲き具合を見極めながら収穫を体験。作業場では出荷する長さごとに花を分ける選別作業にも挑戦した。

 現地圃場の運営統括として、作業者への指導などに当たるマテカさんは「花の品質の良さに感動した。丁寧な作業が勉強になった」と実感。「種市さんの作業のスピードと正確性を見習いたい」と目を輝かせた。

 ルワンダでの同市産リンドウの出荷は昨年5月からスタート。原田社長によると、試験期間を経て今年1~5月に約11万本を欧州へ出荷した。11月から来年5月には約40万本の出荷を見込み、圃場も1ヘクタール増の2ヘクタールに広げる予定だ。