いわて雪まつり実行委員会(会長・猿子恵久雫石町長)は27日、来年2月の第53回のまつりを引き続き分散開催すると決めた。町は第50回まで主会場だった同町の小岩井農場を主会場とできるか協議を重ねたが、農場側が難色を示したため断念した。岩手高原スノーパークを主会場とし、今年より1会場多い8会場で予定。開催期間は5日間と半分に減らすが、体験型の催しや新企画で集客を目指す。

 同町千刈田の町役場で開いた定例総会で決定。開催期間は来年2月7~11日(一部会場で異なる)とした。会場には新たに同町の鶯宿温泉と雫石高が加わる。同温泉では雪明かりを並べ、同校では恒例の「雪上運動会」を展開する予定だ。

 主会場の同パークは雪像を6基設置するほか、雪上を板で滑る遊び「雪板」など体験型の催しも充実させる。同町では網張温泉スキー場、雫石スキー場、同農場でも開催。盛岡市の盛岡手づくり村、滝沢市のビッグルーフ滝沢も引き続き会場とする。

 同まつりは過去50回にわたって同農場で開かれてきたが、第51回以降、雪不足などを理由に同パークに主会場を変更。町は次回の開催を前に同農場と協議したが、農場側は積雪量が不十分だった場合の影響を懸念したため断念した。