金ケ崎町の高橋由一町長は27日、奥州金ケ崎行政事務組合(管理者・小沢昌記奥州市長)の来年度からの広域水道供給料金引き上げ方針に対し、一般家庭の水道料金の値上げは行わない意向を明らかにした。同町の水道水は井戸などの自己水源で確保しており、現在は胆沢ダムを水源とした広域用水は使っていないという。

 高橋町長は同日の定例記者懇談会で、2020年度から3年間の料金改定が水道料金の値上げに影響する可能性について「現段階ではない」と明言した。

 広域水道事業は、約30年前の水需要予測を基にスタートしたが、現在の水需要は見込みの3分1にとどまる。同町では現在、3カ所の自己水源で1日当たりの最大需要水量約1万トンを賄えている一方、整備済みの広域用水施設を維持するために、組合から基本料金の請求を受けており、料金改定案によると、現行比2029万円増の3608万円に大幅上昇する見通しだ。