【米シアトルで本紙特派員・斎藤孟】米大リーグ、マリナーズの菊池雄星(花巻東高)は、シアトルのTモバイルパークで27日午後7時10分(日本時間28日午前11時10分)開始予定のヤンキース戦で、田中将大と初めて投げ合う。

 菊池は26日、ヤンキースの田中将大との投げ合いを前に、胸の高鳴りを隠さなかった。

 前回18日の初完封以来、中8日でのマウンド。登板前日にブルペン入りし、変化球を交ぜて力強く10球を投げ込んだ。「キャッチボールからすごくいい。本当に久しぶりに自分のボールを1週間通して、投げられた」と手応えを語った。

 投球練習を終えて引き揚げる途中に、田中がグラウンドに登場。菊池は足早に駆け寄った。翌日に対戦を控え、あいさつ程度かと思いきや田中が身ぶり手ぶりを交えて、菊池にアドバイスを始めた。

 話したのは2回目というが勉強熱心なルーキーは、厳しい世界で実績を積み重ねる先輩に聞きたいことが山ほどあった。背番号18は「ついつい聞いちゃいました。めったに会うことがないので。会うたびに優しい方です」と目を輝かせた。

 「中学生の時から甲子園を見ていて、憧れの存在。アメリカで対戦できるのは幸せなこと。いい試合をしたい」と背中を追ってきたエースとの対戦に、気合を入れた。