釜石市橋野町で被災地の子どもの心身のケアに取り組む一般社団法人三陸駒舎(寄田勝彦代表理事)は、障害児向けの森のプレーパーク(遊び場)整備を進めている。24、25の両日は同法人の裏山で遊具作りに汗を流した。同法人によると野外の遊び場は県内初。子どもたちが主体的に遊び、発達を促す手作りの場として9月7日にお披露目イベントを開催する。

 24日の整備は県内外から約20人が参加。山の斜面に設ける大きな滑り台の土台作りや長いロープを使ったブランコ、ロープとネットによるハンモック作りを進めた。「子どもたちがわくわくするような遊具にしたい」などと話し合いながら懸命に作業した。

 千葉県佐倉市の主婦真鍋弥生さん(30)は、自然の中で保育に取り組む「森のようちえん」の活動を実践しており、「地域資源を大切にしたいとの思いが強くなった。ここで得た遊びの環境づくりのノウハウを生かしたい」と充実した表情を見せた。

 同法人によると、プレーパークでの遊びを通して五感を刺激し、バランス感覚や体の使い方を学び、子どもたちの脳の発達を促す。発達障害の子どもへの支援手法として広めながら、両手、手と足などを同時に使う協調運動がぎこちない発達性協調運動障害の認知向上にもつなげる。