1次産業の持つ多面的機能を学ぶため、学習院女子大(東京都新宿区)の3、4年生15人は26日から2日間の日程で岩手町を訪れ、ゼミ合宿を開いている。酪農や野菜生産の現場を視察し、成果は10月の学園祭で報告。町ふるさと大使の縁で初めて実施され、交流人口の拡大に向けた新たな取り組みとして期待が高まっている。

 26日は町内の酪農家やキャベツ農家を視察。125ヘクタールの広大な牧野で放牧酪農を行う同町一方井の菊池牧場では酪農の現状について説明を受け、食と命のつながりを学んだ。

 初めて本県を訪れた4年の山岡彩織さん(21)は「岩手町は周囲が山に囲まれており、景色がとても美しいと感じた。国内でも訪れたことのない地域がたくさんあり、今回の経験を機に自分の見識を広げていきたい」と充実した表情を浮かべた。