2019.08.25

八幡平=8月24日9時~

秋の気配が……!

報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

エゾオヤマリンドウ彩りが美しくなってきました!

 本日は七滝コースから大地獄谷辺りまで行ってみようと登山口まで行きましたが、あいにくの雨により急遽変更して、八幡平アスピーテラインに向かいました。

 アスピーテラインはガスっているものの雨はなく、途中の黒谷地湿原から入山してみました。八幡平見返峠周辺から上方はガスに覆われていました。13℃と肌寒くさえ感じられる気温でした。

 湿原はエゾオヤマリンドウやウゴアザミの姿が多く観られ、またモウセンゴケやノギラン、イワイチョウ、イワショウブの葉の紅葉やヌマガヤなどの草紅葉が始まっていました。

 タケシマラン、アカモノ、シラタマノキ、フタバラン、コバイケイソウ、ニッコウキスゲ等々の花が命のバトンが繋がるかのように、多くの植物が実生を付けている姿を観ることができました。

 今、観られます花には、ウメバチソウ、ヤマハハコグサ、シロバナトウウチソウ、アキノキリンソウ、オクトリカブト、ミソガワソウ、クロバナヒキオコシ、ネジバナ、ウツボグサ、エゾシオガマ等が、融雪の遅かった地域では、ニッコウキスゲやウサギギクが咲いていました。

 午後帰る頃には、青空もうかがえ、急変する天候と合わせて、秋の気配を感じた1日となりました。

秋の気配を感じる背景に咲くアザミ!
湿地帯の彩りに変化が観られるようになってきました!
池塘脇のモウセンゴケやイワイチョウ、イワショウブが秋色になってきました!
秋の花ミソガワソウの群落がありました!
シソ科のクロバナヒキオコシが咲き始めました!
シラタマノキの実生も観られました!
モンローリップ(花苔)の実生です!
秋色の出始めた黒谷地湿原へご家族でお楽しみです!
濃霧の中の鏡沼です!