盛岡市の専門学校盛岡カレッジオブビジネス(工藤昌雄校長)と岩手ホテルアンドリゾート(黒沢洋史社長)は23日、ホテル業界の人材育成協定を結んだ。外国人観光客の増加や人手不足への対応が求められる中、外国人留学生の育成や県内定着に連携して取り組む。

 締結式は同市内のホテルで行われ、工藤校長と同社の山形明執行役員が協定書に署名。学生を対象にした長期インターンシップ(有給)や講師派遣などを通じて即戦力を育て、県内の雇用促進を図る。

 同校の留学生14人は既に今夏、八幡平市のホテル安比グランドで約2週間のインターンシップを実施。繁忙期の冬は1カ月程度を予定し、ネパール出身のアチャリャ・バラットさん(19)は「言葉は難しいが、忙しい時にいかに仕事をするか現場で学べる。静かで人が優しい岩手で就職したい」と意欲的だ。

 山形執行役員は「外国人観光客が増え、留学生の存在は心強い面がある。最終的には一緒に働き、岩手の経済発展の一助になることを期待したい」と狙いを語った。