大船渡市などは21日、同市盛町のリアスホールで、国際リニアコライダー(ILC)に関する講演会を開いた。気仙3市町の住民ら約520人が最新動向や地域にもたらす効果について理解を深めた。

 東京大素粒子物理国際研究センターの山下了特任教授が講演。ILC建設の目的や日本政府と海外の動きなどを解説した。

 山下特任教授は3月に政府が示した見解を受けて、世界中が日本の動向に注目しているとし、「新たなステージと体制で推進を一気に加速させている」と現状を説明した。

 海外政府との連携や、地域社会も誘致に向けて一緒に取り組んでいることを示すことの重要性を訴え、「政治判断ができる環境をいかに整えるかがポイントだ」と話した。

 県ILC推進局の佐々木淳局長が、ILCを契機とした地域振興について講演した。