大船渡市盛町の旧盆行事、盛川灯ろう流し(盛川流灯会主催)は20日夜、同市盛町の権現堂橋付近で行われた。雨による川の増水のため灯籠は河川敷に展示され、先祖や東日本大震災の犠牲者を弔う明かりが川面を照らした。

 午後6時半ごろから、灯籠約500個が河川敷に並べられた。市民らは読経に合わせて、故人の名前や命日などが書き込まれた灯籠に向かって手を合わせた。盛町夏まつり実行委による花火も打ち上げられ、大勢の家族連れらが去りゆく夏を惜しんだ。

 灯ろう流しは120年以上続くとされる地域の伝統行事。毎年8月20日に行われている。