東北道花巻パーキングエリア(PA、花巻市大谷地)へのスマートインターチェンジ(IC)設置を目指している同市は20日、地区協議会の初会合を同市花城町のまなび学園で開き、設置位置などを定めた実施計画書案を承認した。今後、市と県の連名で国に提出する。

 国、県、県警、東日本高速道路、地元関係者ら協議会委員14人が出席。協議会長の上田東一市長は「花南、西南、矢沢地区の住民の利便性が格段に向上する」とし、北上市に半導体製造工場を建設している東芝メモリに触れ「関連企業も含め製造品搬送における高速道路の利用促進が見込まれる」とあいさつした。

 会合は冒頭のみ公開。花巻市によると、実施計画書はスマートICの構造、採算性、管理運営方法などで構成されているが、具体的内容は非公表。事業費は国が事業認可した段階で概算額が定まるとしている。

 花巻PAは市南部にあり、花巻南ICの南約1・9キロ、北上江釣子ICの北約7・9キロ。花巻PAの北側で東北道と県道花巻和賀線が立体交差し、同市はアクセス向上を図るため、国道4号花巻東バイパス南口(同市山の神)と、同県道とを接続する市道山の神諏訪線を整備している。