東日本大震災の津波で被災した陸前高田市高田町の高田小(菅野義則校長、児童172人)は20日、高台に移転した新校舎での学校生活をスタートさせた。この日は2学期の始業式を行い、児童がぴかぴかの学びやに目を輝かせ、新たな校史に希望を膨らませた。

 児童は木の香りが漂う廊下を通り、大きな窓から光が差し込む体育館に集合。始業式では代表の佐藤友紀さん(6年)が「学校中にあいさつを響かせ、全校で力を合わせて充実した2学期にしよう。元気を絶やさず感謝の気持ちを持ちながら、高田小の良い伝統をつないでいこう」と呼び掛け、全校児童で校歌を響かせた。

高台に移転した高田小の新校舎

 同校は震災の津波で校舎1階が浸水。がれきを撤去して使い続けてきたが、土地区画整理事業に伴い旧校舎から北東約800メートルの高台に移転した。旧校舎は解体し、跡地には市役所新庁舎が建設される。