来月開幕のラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の飛行を披露する方向で検討していることが19日、分かった。9月20日の開幕日と、東日本大震災の被災地で沿岸部に建設された釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムの試合で実施する。W杯日本大会組織委員会や防衛省などが調整を進めている。

 ブルーインパルスは1964年東京五輪の開会式で登場し、青空に5色の煙で五輪マークを描いた曲芸飛行で知られる。サッカーの02年W杯日韓大会などでも行い、20年東京五輪で再び登場させる構想もある。ラグビーW杯も国民的イベントとして位置付け、東日本大震災の津波被害にあった空自松島基地(宮城県東松島市)を拠点とするブルーインパルスが釜石を飛行することで復興の姿を国内外に示す狙いもありそうだ。

 構想では、9月20日の日本-ロシアの開幕戦が行われる東京・味の素スタジアムで開会式前に飛行。釜石では2試合が行われるが、25日のフィジー-ウルグアイの開催時が有力となっている。

 釜石の試合には、大会の名誉総裁を務める秋篠宮さまも観戦される方向で検討されている。