豪雨災害の懸念が高まる時季を迎え、東北地方整備局(仙台市)や雫石町などは1日、同町内で通信訓練を行った。高度な移動通信設備を用いる本格的な試みで、被災現場と行政機関の間での画像送受信やテレビ会議を実施。一刻を争う状況での迅速な支援と復旧活動につなげる。

 同局や岩手河川国道事務所、町など7機関の約50人が参加。訓練は同町橋場地区での川の増水や家屋の浸水、落雷による全域停電で役場の通信機能喪失が重なる想定で行った。

 車両移動が困難な状況を念頭に、現場を歩きながら映像を伝送できる公共ブロードバンド移動通信システムと、離れた場所の衛星通信車を連動させ、町役場前の対策本部車に橋場地区の被災画像を配信した。