県教委は1日、岩手中部地区を皮切りに県立高校再編計画の後期計画(2021~25年度)策定に向けた住民との意見交換会を始めた。23日まで、全9地区で開催。少子化の中で、地域の将来を担う子どもたちが学ぶ県立高の在り方について議論する。県教委は議論の内容も踏まえ、後期計画を具体化する方針だ。

 1日の会合は花巻市葛の市交流会館で開き、花巻、北上、西和賀の3市町の住民ら46人が出席。県教委は中学校の卒業予定者の推計値などを示しながら、高校再編計画の狙いや県立高配置の考え方を説明した。

 住民からは「盛岡地区へ進学者が集中しないよう、地方創生の視点に立った対策が必要」「教員配置など国のルールにとらわれない、県としての教育のビジョンを示してほしい」などの意見があった。

 19、20年度の学級減が見送られた花巻南高の瓜生祐子同窓会長は「計画に関心を持って参加したが、県教委の具体的な方向性が見えず、議論は深まらなかったのではないか」と話した。