夏休み明けの子どもの自殺や不登校の増加が全国的に懸念される中、盛岡市や宮古市など全国約100会場で18日、不登校へのマイナスなイメージを変えようという活動「#(ハッシュタグ)不登校は不幸じゃない」が展開された。盛岡市大沢川原のコワーキングスペースもりおかでは、学校に行きづらいと感じている子どもや保護者、支援者らが集まり、それぞれの思いを語った。

 盛岡会場には8人が参加した。同市内の中学1年の男子生徒は発達障害の診断を受け、仙台市のフリースクールなどに通っていた。中学入学後は部活動に打ち込み、夏休み中も楽しく練習したが「授業がどうしてもつらいので新学期が不安。学校に行かないことも選択肢の一つとして受け入れられれば、自殺してしまう人も減るのではないか」と思いを語った。

 生徒の父親は「自由にやりたいという気持ちも許容される社会であってほしいが、親としては学校に行って充実した青春を過ごしてほしいという気持ちもある」と葛藤を口にした。

 活動は不登校経験がある小幡和輝さん(25)=和歌山県=が発起人。盛岡会場を主催したコワーキングスペースもりおかの川村和之さん(38)は「自分も発達障害で苦労してきた。活動を通じて生きづらさを感じている人が少しでも自信を持てる世の中になってほしい」と訴える。