高校生が5人1チームで俳句の出来栄えや鑑賞力を競う第22回「俳句甲子園」の決勝戦が18日、松山市であった。団体は6校による決勝リーグを勝ち上がった青森県立弘前高が名古屋高B(愛知県)を破り、初優勝を飾った。本県から出場した水沢高は、団体は敗者復活戦で敗れたが、個人の部で高橋明花(あすか)さん(3年)と菅原わかばさん(同)が優秀賞に選ばれた。

 高橋さんは「母の新盆まんじゅうの餡(あん)こぼす」の句で高野ムツオ選の優秀賞となった。亡くなった母への思いをまんじゅうのあんになぞらえて表現した句で「まさか選ばれるとは思わなかったので驚いた。まずは母に報告したい」と喜んだ。

 中原道夫選の菅原さんの句「毛虫這(は)う東京までは五百キロ」は東京への憧れを詠んだもの。菅原さんは「仲間や先生に支えられてここまで戦って来られたことに感謝したい」と語った。