大船渡市の三陸港まつり(実行委主催)は16日、同市三陸町越喜来の三陸公民館で行われ、住民らが東日本大震災の犠牲者や祖先に思いをはせた。

 台風で会場を越喜来漁港から変更し、海へ流す予定だった灯籠を祭壇状に並べた。法要を営み来場者が焼香。金津流浦浜獅子躍(おどり)などの郷土芸能も披露され鎮魂の祈りが広がった。

 義父の初盆を迎えた同市三陸町吉浜の団体役員千田優太さん(39)は「義父が家族の柱だったことを実感する。震災で知人の家族も亡くなり、今でも顔を思い出す」とかみしめた。