陸前高田市矢作町の下矢作灯篭(とうろう)七夕(実行委主催)はこのほど、同町内で行われた。参加者が柔らかな明かりをともした山車とともに地域を練り歩き、鎮魂と伝承への思いを込めた。

 山車は午前、午後、夜の3回運行。住民ら約100人は「よーいよい」と元気な掛け声を響かせ、力強く山車を引いた。日暮れとともに約400本のろうそくで彩る山車は幻想的な姿を見せた。

 今回の山車はかぐや姫や那須与一のほか、ラグビー日本代表のユニホームを着た市マスコットキャラクター「たかたのゆめちゃん」を描いた。震災後5回目の開催。復活に尽力し、その後に病気などで亡くなった中心メンバー3人の写真を山車内部に掲げ、哀悼の意を込めた。