東日本大震災で大きな被害を受けた大船渡市三陸町綾里で14、15日に行われる綾里夏祭りは、今年で100回目を迎える。綾里中を卒業し、25歳を迎える「同窓生」が運営し、震災の年も休止することなく地域を勇気づけてきた。「綾里の人たちの思い出に残る祭りにしたい」と節目の年を担う若者たちは意気込んでいる。

 祭りを目前に控えた夜。代表の炭釜(すみがま)優樹さん(24)ら地元に残っている10人ほどが仕事終わりに作業場に集まり、看板制作などに汗を流した。

 祭り会場は綾里小校庭で、悪天候の場合は体育館を使う。14日は午後1時~同3時に子ども向け企画が行われ、同6時からは地元の剣舞披露、盆踊りを予定。15日は同6時から津軽民謡と三味線ショー、新舞踊団体さすけ会のステージなどがある。両日とも焼き鳥や焼きそばなどの出店も並ぶ。