奥州市ILC推進連絡協議会(会長・小沢昌記市長)は8日、同市江刺の市江刺総合支所で、国際リニアコライダー(ILC)の最新動向や取り組みについての講演会を開催した。

 県ILC推進局の重浩一郎特命課長が講演し、住民ら約30人が参加した。

 2019~20年の国内外の動きについて重特命課長は「国内では来年2月にまとまるマスタープラン、国外では来年5月策定の欧州素粒子物理戦略にILC研究を盛り込むことを並行して進めている」と解説。ILCが誘致された場合、建設から7年後には約7千人の研究者が本県と宮城県を訪れるというデータを示し、外国人にも対応した医療体制などの充実の必要性を説いた。

 重特命課長は「ILC実現に向けた取り組みは一歩ずつ前に進んでいる。県と市、住民がアイデアを出し合い進めたい」と話した。