花巻市の花巻空港と台湾を結ぶ国際定期便は、1日で就航から1年となった。6月末までの搭乗率は70%超と堅調だが、インバウンド(訪日外国人客)よりアウトバウンド(出国日本人客)の少なさが課題。行政や観光関係者は、観光資源の掘り起こしや魅力づくりに引き続き取り組む。

 31日には同空港で1周年記念イベントを開催。県、県観光協会、花巻市職員ら約20人が、台湾からの乗客152人に花巻産のりんごジュースなどをプレゼントした。台北市の会社員蔡文賢(さい・ぶんけん)さん(50)は「今回は岩手や青森を4泊5日で回る予定。日本が好きなので何度でも利用したい」と航空券の安さを歓迎した。

 定期便は台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が毎週水、土曜日に運航。県によると、台湾の定期便の利用客(昨年8月~6月末)は2万5355人でインバウンドが80%を占める。同期間の搭乗率は73・4%だった。