西武2-0ソフトバンク

 主砲の一振りが試合の均衡を破る。西武の山川穂高(富士大)が0-0の八回に適時二塁打を放ってチームを3連勝に導き「本当に集中できていたので、いい結果につながった」と誇らしげに言った。

 一回に3四球で2死満塁の好機を得ながら無得点に終わるなど、重苦しい展開。投手陣が奮闘し、両チーム無得点で迎えた八回だった。2死二塁で「どう打つかではなく、ボールにしか集中していなかった」と、甲斐野の外角直球を逆らわずに打ち返し、右中間フェンスを直撃した。

 続く森の安打は左翼手正面だったが、迷わず三塁を蹴って突進。けおされたように相手の送球がそれ、貴重な追加点のホームを踏んだ。

 31本塁打、83打点はともにリーグトップだが、自らの成績に満足していない。特に試合前の時点で2割2分9厘の得点圏打率の低さが不満だった。首位との大事な一戦で勝利をもたらす一打を放ち「しっかり自信にしたい」と語った。