高校野球で春夏合わせて6度甲子園に導き、夏3勝を挙げた一関学院の沼田尚志監督(60)が31日、一関市の同校で取材に応じ、7月の岩手大会を最後に退任することを正式発表した。1日から顧問に就き、後任には教え子の高橋滋部長(47)が就任する。

 沼田監督は学校の事務職員を来春定年となることから「定年を機に区切りをつけようと思っていた」と33年間務めた監督を退く理由を語った。

 国士舘大でコーチを務めた後、1985年秋に前任の菊池栄治監督の下、母校のコーチに就任。翌86年秋から指揮を取り、監督就任1年目の87年夏、甲子園で1勝を挙げ、県勢の夏の連敗記録を9で止めた。プロ選手では、元ヤクルトの太田裕哉投手を育てた。