2019.07.09

焼石岳(奥州市)=7月7日7:00~

群落減少、されど花種増加中!

報告 日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木 清明

自然が創り出した非幾何学的模様に感動!

 天候は良いとは言えないながら多くの登山者が訪れていました!

 第1ステージの群をなしていた花々は徐々に姿を消しつつ、新たな花達に動きが観られてきました。

 強風に煽られ多くの登山者は早々に下山されていきましたが、その割にはかなりの登山者が足を運ばれ、私のカウントでは100人を越えていました。特に、東成瀬側から山形県新庄市からの35人の団体さん等がありました。

 姥石平ではほぼ綠の草原となっていますが、その中でミヤマカラマツ、ムカゴトラノオ、ギョウジャニンニク、ワタスゲ等の白色が目立ってきています。

 登山道上では78種類の花々を確認いたしました。新たに確認されました花は、ミヤマカラマツ、イボタノキ、クモキリソウ、ショウキラン、ヒロハテンナンショウ、ハクサンフウロ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンオオバコ、オオレイジンソウ、ミヤマリンドウ、イワオトギリ、オニアザミ、等々が観られました。

 ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、チングルマ、コケモモ、ハクサンチドリ、ミズバショウ、ヒオウギアヤメ、ウラジロヨウラク、ヒナザクラ、リュウキンカ等々はまだまだ観られます。標高差や融雪の関係から色んな場所で、花の開花を時季の差として楽しめます!

 色んな目的で山を楽しまれることは素晴らしいことと思いますが、登山道脇に高山植物が無造作に成長しています。貴重な植物たちがいることも考慮して欲しいのです!本日も開花を楽しみにしていました「キヌガサソウ」が踏み倒されていました。無念です!

三界山を背景にミヤマキンポウゲの群生!
チングルマまだまだ観られます!
チングルマ開花後は綿毛これまた良し!
コケモモ美しい姿で魅せてくれます!
ショウキランが咲き出していました!
ハクサンフウロも咲き出す!
焼石岳で私が初めて確認いたしましたヒロハテンナンショウです!
ハクサンイチゲの珍種を見つけました!
無残に踏み倒されたキヌガサソウ!