宮古市の水産研究・教育機構東北区水産研究所沿岸漁業資源研究センター(二階堂英城センター長)は8日、同市赤前の宮古湾奥部で、高級魚ホシガレイの増殖へ、地元の児童生徒と一緒に稚魚を放流した。

 赤前小の1~4年生26人、宮古水産高の8人が参加し、2月にふ化した体長約9センチの稚魚5千匹を放流。児童らは稚魚が入ったバケツをそっと傾け、同校4年の小堀内宏文君は「小さくてかわいい。赤前の海で元気に育ってほしい」と栄養豊富な宮古湾に送り出した。

 ホシガレイは1キロ1万6千~3万円程度で取引されることもある高級魚。同センターは2018年度に稚魚を低コストで大量飼育する技術を確立し、放流を本格化した。本年度から3年は岩手、宮城、福島の3県で年間計40万匹規模を放流し、水産資源の充実を目指す。