日本料理研究家で日本調理師会長の加藤綱男さん(81)=花巻市石鳥谷町=は8日、奥州市水沢の水沢一高(伊藤勝校長、生徒363人)で、食材に感謝し供養する四條真流(しじょうしんりゅう)儀式包丁を執り行った。生徒たちは現代にも通じる調理の心構えを学んだ。

 同校調理科の生徒や水沢調理師会の会員ら約140人が出席。ひたたれ姿の加藤さんは、アヤメでまな板などを清め、包丁とまなばしを使いタイを切り分けた。生徒たちは一つ一つの動作を真剣に見守った。

 3年上松由依さんは「加藤さんの動きから食材を丁寧に扱っていることが伝わった。その心を忘れずに調理に励みたい」と学びを得た様子だった。