花巻市を中心とした神楽衆が競演する第38回みちのく神楽大会は7日、同市若葉町の市文化会館で開かれた。今年は早池峰神楽が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されて10周年の節目。日ごろのたゆまぬ努力で洗練された舞を披露し、観衆を神楽の世界に引き込んだ。

 花巻地方神楽協会(小国朋身会長)と市教委が主催。早池峰神楽の岳神楽と大償神楽や両神楽の弟子神楽、円万寺系神楽など16団体が出演した。

 石鳩岡神楽(同市東和町石鳩岡)による鳥舞の裏演目「稲田姫」で開演。成田神楽(北上市成田)が「三番叟(さんばそう)」を舞うと、羽山神楽(花巻市金矢)が「裏三番叟」を披露し、観衆は普段見慣れている表演目と珍しい裏演目の違いを楽しんだ。