参院選の期日前投票は5日、県内全市町村で始まった。今回は投票所が設置されるショッピングセンターが12カ所となり、2016年の前回選から倍増。市町村選管は21日に投票に行けない有権者の利便性と若年層らの投票率の向上を目指し、工夫を重ねている。

 5日から投票所が置かれた花巻市下小舟渡のイトーヨーカドー花巻店では、56人が投票を済ませた。同市星が丘のパート長洞容子さん(50)は「21日は仕事があるので来た。子どもたちが住みやすい環境になってほしい」と願い、同市東和町安俵(あひょう)の主婦新沼恵理子さん(44)は「私の一票が役立ってほしい」と託した。同店には20日まで設置する。

 県選管によると、前回選での商業施設への設置は6カ所だった。今回から大槌町小鎚の「シーサイドタウンマスト」に13、14、19、20日に設置する同町選管事務局の伊藤幸人書記長は「買い物のついでに済ませてほしい」と呼び掛ける。

 県選管の高橋政喜副書記長は「投票しやすい環境づくりとして、人が集まる商業施設などへの新設が増えている」と分析する。

 花巻市、大槌町の両施設を除く、期日前投票ができる商業施設は次の通り。

 ◇盛岡市 イオンモール盛岡(13~20日)イオンモール盛岡南(16~20日)◇宮古市 キャトル宮古(17~20日)◇北上市 江釣子ショッピングセンター・パル(16~20日)◇一関市 イオンスーパーセンター一関店(14~20日)千厩ショッピングモールエスピア(同)イオン一関店(18~20日)◇釜石市 イオンタウン釜石(14~16日)◇二戸市 協同組合二戸ショッピングセンターニコア(15~20日)◇奥州市 水沢メイプル(5~20日)