大船渡市三陸町の吉浜地区公民館(新沼秀人館長)は5日、海開きを控えた吉浜海水浴場を清掃した。住民や地元小中学生のほか、東日本大震災の被災地を震災学習で訪れた花巻市の南城中(小森田孝道校長、生徒233人)3年生71人も加わり、交流を深めた。

 吉浜小(寺沢貴裕校長、児童49人)と吉浜中(村田誠校長、生徒35人)、南城中の児童生徒と住民ら200人余りが、力を合わせて砂浜の石やごみを拾い集めた。終了後は吉浜中と南城中の生徒がソーランの踊りで共演し、参加者が歓声を送った。

 南城中は、2015年に大船渡市内の海水浴場を清掃するなど、沿岸被災地との交流を続けている。本舘陵真さんは「清掃やソーランを通じて吉浜の方々との絆を感じた。内陸だけれど、交流の継続が大切だ」とかみしめた。

 同海水浴場は昨年、震災後初めて海開きした。今年は今月下旬の予定。