大槌町の平野公三町長は3日の定例記者会見で、東日本大震災で犠牲になった町職員らの遺族への謝罪訪問を8月まで延長することを明らかにした。遺族との日程調整が必要となったため。

 平野町長は全遺族40組(町畜産振興公社職員含む)のうち、訪問を辞退した遺族が15組となり、連絡先不明の1組を合わせた16組を除いた訪問対象は24組になると説明。このうち18組は1日までに終わり、8月までに残り6組を訪問する。当初は7月上旬までの予定だった。

 平野町長は緑地整備工事が終わった旧役場庁舎の跡地利用について、訪問した遺族から「子どもが遊べる遊具があっても良い」「地蔵は残してほしい」「碑のようなものを設置してほしい」との意見があったと説明。跡地利用の在り方を含めて「町民と町全体で(震災を)忘れない、伝える、備えるためにどうするか考えていきたい」と述べた。