9月のラグビーワールドカップ(W杯)開幕に向け、盛岡西署(阿部裕一署長)とIGRいわて銀河鉄道(浅沼康揮社長)は3日、盛岡市青山の同署で、テロ対策訓練を初めて行った。参加者はサイバー攻撃の手法や護身術などを学び、有事の際の対応を確認した。

 約65人が参加。県警公安課の伊藤友和国際テロ対策・サイバー攻撃対策係長が国内外で近年発生した鉄道会社へのサイバー攻撃の事例を紹介し「情報セキュリティーの確保は経営陣が果たすべき責任。トップダウンで対策に取り組んでほしい」などと呼び掛けた。

 実技訓練では署員が講師となり、関節の可動域を利用して相手の腕を振り払う方法などを教えた。同社盛岡駅グループの三田有希乃さん(18)は「テロはいつどこで起こるか分からない。訓練にまた参加したい」と意識を高めた。