【アーリントン共同】米大リーグは2日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)がアーリントンでのレンジャーズ戦で9-4の八回1死一塁に代打で出場し、右前打を放った。チームはそのまま勝ち、3連敗で止めた。

 勝ち頭だった先発左腕スカッグス投手が27歳で急死してから一夜明け、エンゼルスは悲しみとともに同投手の背番号45のバッジを胸にプレーし、逆転勝利を収めた。大谷も本拠地でロッカーが近かった兄貴分的な存在に、代打安打をささげた。

 左腕に2球で追い込まれた後にファウルで粘った。9球目、外角低めの変化球を右手一本で右前に運ぶ。執念の一打だった。

 終了後、いつもならハイタッチする選手らは1人ずつ抱き合った。記者会見にはオースマス監督や選手の大半が集まり、大谷も神妙な面持ちで立っていた。スカッグス投手と高校出で同期入団した主砲トラウトは「プレーするのはタフだった」と涙で声を詰まらせ、監督は「普通の試合ではなかった」と振り返った。