史上初めてブラックホールの撮影に成功した国際協力プロジェクトの日本チーム代表で国立天文台水沢VLBI観測所(奥州市)の本間希樹所長(47)らは30日、宇宙に関する書籍9種類計45冊を同市の市立図書館に贈った。撮影成功の地元熱が冷めない中、研究者たちは子どもたちにさらに宇宙が身近に感じられるよう願った。

 本間所長と田崎文得特任研究員(33)が、同市胆沢南都田の胆沢図書館(藤田司館長)を訪問。本間所長が、小沢昌記市長に書籍を手渡した。

 贈呈したのは、本間所長の「巨大ブラックホールの謎」(講談社ブルーバックス)をはじめ、「ゼロからわかるブラックホール」(同)など。水沢観測所に在籍するプロジェクトメンバー5人が「入門書」となる本を選び、自分たちで購入した。今後、水沢、江刺、前沢の各図書館、衣川の図書室にも9冊ずつ配置される。