2019.07.29

焼石岳(秋田県東成瀬村、奥州市)=7月28日

タカネナデシコ、無残…

報告 いわて自然公園特派員 菅原 壮

クルマユリ

 久しぶりで秋田東成瀬登山口から入山しました。登山道は大変きれいに刈り払われており、歩行に快適でした。まず大変驚いたことに登山道沿いに咲いているはずの花々が、ほとんど見当たらないほどに刈り倒されていました。特に8合目から9合目に咲き誇っているはずの「タカネナデシコ」などは無残に刈り取られていてほとんど見当たらない状況でした。

 タカネナデシコは焼石では大変貴重な花の一種で、秋田側から登って目にすることができるだけなのですが、大変残念なことに毎年のように手当たり次第に刈り取られ、倒されているようです。高山植物の盗掘防止や採取を禁じているはずの自然保護関係機関は何をしているのでしょうか? 登山道刈り払い整備は良しとして、花等は残すような指導をしてほしいものです。比較写真を添付します。

 九合目付近まだ残雪があり、ミズバショウ、リュウキンカ、ヒナザクラ等が観察できます。南本内岳までは天候悪く断念して下山しました。それでも他にたくさんの花が咲いて観察できます。

イワオウギ
センジュガンピ
刈り取られた跡
オオレイジンソウ
タカネナデシコ白花ですが一本は切られていました。
オニシモツケ クガイソウ ハクサンフウロの競演
㊤9合目刈り取られた跡、㊦9合目付近花が咲いていた時=2017年8月5日
水滴に光るクガイソウ
タカネナデシコが咲いている一昨年の状態ですが今年は全て刈り取られていました。