第25回釜石はまゆりトライアスロン国際大会(実行委主催)は28日、釜石市鵜住居(うのすまい)町で開かれた。今年はラグビーワールドカップ(W杯)を控える釜石鵜住居復興スタジアム周辺の特別コースで実施。世界から注目される地域で、県内外の「鉄人」が躍動した。

 スタンダード(スイム1・5キロ、バイク23キロ、ラン10キロ)、スプリント(スイム750メートル、バイク12キロ、ラン5キロ)、リレーの3部門に88人が出場。選手は一部区域で砂浜再生が完了した根浜海岸から海に勢いよく飛び込んだ。

 バイクは経験者も苦しむアップダウンの激しいコース。最高気温32・7度(平年比5・3度高)の暑さの中、選手たちは最後のランまで懸命に駆け抜けた。スタンダードの部初出場で優勝した相模原市の米谷哲さん(桜美林大2年)は「復興の力を感じながら自分を追い込んだ」と汗を拭った。

 2008年北京五輪5位の井出樹里選手(36)は女子1位。「1年後のこの日は東京五輪女子トライアスロンの競技日。釜石でもらった力を来月の予選とその先の五輪につなげたい」と活躍を誓った。