宮古市と釜石海上保安部(渡辺博史部長)は28日、同市重茂の魹ケ崎(とどがさき)灯台を一般公開した。県内外のファンが立ち入り、本州最東端の地で船の安全を守る役割に理解を深めた。

 見学者は149段のらせん階段を上り、約38キロ先まで光を送る直径約1・6メートルのフレネルレンズなどを写真に収めた。昭和30年代の灯台守の業務風景の写真なども展示された。

 西日本を中心に全国3千超の灯台を巡ったという会社員辻俊介さん(59)=千葉市在住=は「ずっと来たかった。1時間歩かなければたどり着けない場所だが、山の緑に映える白い灯台を見て疲れが吹き飛んだ」と満足していた。