全国やぶさめ競技第13回遠野大会(同実行委主催)は28日、遠野市宮守町の柏木平特設会場で開かれ、全国の名手による人馬一体の熟練の技を多くの観客が楽しんだ。県内外から34人が参加し、プロ級など4部門を実施。武者装束の射手奉行は馬上から三つの的に狙いを定め、気合の入った掛け声と同時に矢を放った。

 観客は迫力ある妙技に引き込まれ、大きな拍手と歓声がわき起こった。最年長出場で競技歴30年超の岡部保市さん(74)=福島県古殿町=は「仲間との交流や、馬上で疾走する感覚は何歳になっても最高だ。来年も参加できるよう体調管理したい」と白い歯をのぞかせた。

 会場では柏木平リバーサイドまつり(同実行委主催)も同時開催。視覚障害者5人制サッカーやラグビーワールドカップのPRコーナーなども設けられ、親子連れが催しを満喫した。