ラグビーの国際大会、パシフィック・ネーションズカップの日本代表対フィジー戦が27日、ワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つ、釜石鵜住居復興スタジアムで行われた。試合前に地元釜石市鵜住居町の釜石東中(米慎司校長、生徒99人)の2年生38人が観客を前に両国の国歌を斉唱した。

 同スタジアムは東日本大震災で全壊した同校と鵜住居小の跡地に立つ。生徒は歓迎の気持ちと復興支援への感謝を表そうと、約2週間前から君が代とフィジーの国歌を練習。本番ではその成果を発揮し、堂々と歌い上げた。

 三浦花音(かのん)さんは「どちらのチームの選手も元気づけたいという気持ちを込めた。みんなで盛り上がり、ラグビーで釜石がもっと活気づいてほしい」と願った。