27日は土用の丑(うし)の日。県内の料理店にも、うな重などの予約が相次いでいる。26日の県内は36観測地点中29地点で30度以上の真夏日となっただけに、スタミナをつけようとウナギを求める客で混み合いそうだ。

 盛岡市南大通の日本料理かわ広(吉田浩二店主)は同日、約150食を用意。100年以上つぎ足すたれでじっくりと焼き上げると、熱気と香ばしい匂いが漂った。午前11時半の開店と同時に席は埋まり、2時間もたたずに店内提供分は売り切れた。

 稚魚の減少などでウナギの仕入れ値は高止まりしているが、多くの人に味わってもらおうと、うな丼1500円(税込み)など原価に近い価格で踏ん張っている。27日は約700食を用意する予定。吉田店主(52)は「夏ばてしないよう、ウナギを食べて乗り切って」とほほ笑む。