2019.07.26

剛腕登板なく賛否 大船渡の佐々木投手

甲子園出場をかけた大一番でスタメンを外れ、ベンチで選手を迎える大船渡の佐々木朗希(中央)=25日、盛岡市・県営球場
甲子園出場をかけた大一番でスタメンを外れ、ベンチで選手を迎える大船渡の佐々木朗希(中央)=25日、盛岡市・県営球場

 全国が注目する剛腕、大船渡の佐々木朗希(3年)が登板を回避した25日の第101回全国高校野球選手権岩手大会決勝は、高校野球の今後を左右する分岐点として議論を呼んでいる。最速163キロ右腕を見ようと、盛岡市三ツ割の県営球場には県内外から多くの観客が詰めかけたが、落胆を隠せないファンも。一方、球界関係者や地元からは、さらなる活躍が期待される若者の未来を考えた決断と、評価する声が上がる。高校野球は誰のためのものか。過密日程や球数制限などの議論がさらに深まりそうだ。

 試合後、国保陽平監督(32)は「未来ある投手。プレッシャーのかかる決勝で、故障を防ぐため」と佐々木を起用しなかった理由を説明。佐々木は「高校野球をやっている以上、投げたい気持ちはあった」と悔しさをかみ殺した。

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