国際リニアコライダー(ILC)で世界につながるまち盛岡市民大会は25日、盛岡市盛岡駅西通のアイーナで開かれた。市民ら約250人が誘致実現による経済効果やまちづくりについて理解を深めた。

 盛岡市と世界につながるまち盛岡市民会議(田口幸雄会長)が主催した。県理事兼政策地域部ILC推進室の佐々木淳室長(59)が講演。誘致実現で見込まれる効果として、同市だけで外国人が千人以上、留学生も200人以上増えるとの試算を示した。市民と外国人の相互理解を進める意義を強調した。

 盛岡国際交流協会登録ボランティアのゴンザレス・カルロス・ハビエルさん(41)、盛岡観光コンベンション協会の大桜薫さん(59)、盛岡青年会議所の伊藤淳之介理事長(37)がパネル討論。誘致を見据えたまちづくりとして公共交通機関の多言語表示の必要性などを指摘した。

 田口会長は「誘致は本県の魅力を国内外に伝える好機。幅広い市民に関心を持ってほしい」と訴えた。