県立大(鈴木厚人学長)と通信大手のKDDI(東京、高橋誠社長)は25日、地域活性化を目的にした包括的連携協定を結んだ。高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムやモノのインターネット(IoT)を活用した遠隔教育に関する共同研究などを通して、地域課題の解決に向けた技術開発と人材育成を進める。

 協定締結式は滝沢市巣子の同大で行われ、鈴木学長と同社経営戦略本部の松野茂樹副本部長が協定書に署名した。▽先端技術を活用した共同研究▽プログラミング教育のモデルカリキュラム構築▽起業や新たな価値を創出できる人材の育成-を柱に連携する。

 松野副本部長は「岩手の課題や人材育成、起業について積極的に取り組みたいという県立大の意向とわれわれの考えがフィットした」と経緯を語り、鈴木学長は「県北部の課題解決や県内の豊富な資源を生かした産業振興などに貢献していきたい」と見据える。

 同社は3月、滝沢市とも連携協定を結んでいる。