2019.07.25

雄星「これが挑戦」 チェンジアップに活路

21日のエンゼルス戦で力投するマリナーズ・菊池雄星。残りのシーズンに闘志を燃やす=シアトル
21日のエンゼルス戦で力投するマリナーズ・菊池雄星。残りのシーズンに闘志を燃やす=シアトル

 マリナーズの菊池雄星(花巻東高)が1カ月近く白星から遠ざかっている。苦しいマウンドが続くが「これが挑戦ってやつですよね」と決して下を向かない。今後はチェンジアップの精度が鍵を握りそうだ。強打者との対戦で経験値を高めて進化する左腕は「これを乗り越えてまた野球がうまくなりたいし、強くなりたい」と逆境をばねに成長する。

 菊池は今季21試合に登板し、4勝7敗。107回1/3を投げ、防御率5・37。最後の勝利は6月23日のオリオールズ戦までさかのぼる。苦悩していると思いきや、表情は意欲に満ちていた。

 「自分から厳しい世界に飛び込んだので逆境もあるだろうし、経験したことがないことも実際に起きている。これでめげて俺はだめだって思うぐらいだったら(メジャーに)来ていない。プロに入ってからも順調に来たわけではない。いろんなものを乗り越えてきたので今回も乗り越えたい」。背番号18は海を渡った時の覚悟を忘れていなかった。

 今季の残りの登板は10試合程度が見込まれる。「最初の10試合はすごくいい形でスタートできた。中盤の10試合はいろんなものにぶつかった。残りはいい形で終わりたい」と力を込めた。

(本紙特派員・斎藤 孟)

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