陸前高田市の国保二又診療所長の石木幹人さん(72)が全国の保健医療分野で草の根的に活動する人を顕彰する第28回若月賞に選ばれた。

 23日、同市高田町の市役所を訪れ、戸羽太市長に報告。戸羽市長は「草の根の活動を地道に続けてこられた。今後も指導を願う」と祝福した。

 石木さんは2004~13年に県立高田病院長を務め「高齢者にやさしい病院」を目指して介護予防や生活習慣病予防などの取り組みを推進した。東日本大震災発生後は訪問診療を積極的に行うなど被災地医療に尽力し、16年から同診療所長を務めている。

 同賞は地域医療の先進地とされる佐久総合病院(長野県佐久市)の故若月俊一院長の業績を記念し、1992年創設された。

 石木さんは「住民のためにと一貫して取り組んできたことが評価されたと思う。由緒ある賞をいただけてうれしい」と喜んだ。