一関市は本年度、職員採用1次試験に民間企業が提供する総合適性検査「SPI3」を導入する。従来の試験とは異なり公務員向けの試験対策が不要で、民間企業志望者も併願しやすくなる。人手不足で採用競争が激しさを増す中、受験者の層を広げ人材確保を図る。

 SPI3はリクルートマネジメントソリューションズ(東京)が提供する検査で、基礎能力検査と性格検査で構成されている。同市は9月の1次試験で導入。全職種対象にマークシート方式で行う。同市によると、職員採用試験でのSPI3導入は大船渡市に続き県内2例目。

 来年度は試験時期も見直し、前後期2回実施する。大卒者向けに4、5月に行う前期試験は初めてテストセンター方式を採用し、各都道府県の専用会場で受験できる。後期試験は9月に一関市内で行う。前後期ともSPI3を活用する。

 同市の受験者数は2016年度が234人、17年度が216人、18年度203人と減少傾向にある。